大変ご無沙汰しております。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
ずっとほったらかしになっていましたが、別に模型を作るのをやめていたわけではなく
書くのを放置していただけなので大丈夫です。
どっちにしろだめなんじゃね?という突っ込みは華麗にスルーしていきたい。
さて、前回は主翼まで組み立てたわけですが、次はG型スツーカの最大の特徴ともいえる
3.7cm砲に取りかかることにします。
まず、軽く仮組みしたものを確認します。
外形そのものについて大きな問題はありませんがディテールにはもう少し手を入れて
クォリティアップをしたいところです。
主翼や機体などと同様にいったんモールドを埋めつつ、まずは左側面をみていきます。
一見、問題なさそうに見えますが、突き出た部分(保弾板収納部)が刺さっている場所は、実は
薬莢の排出口だったりします。
実際に保弾板収納部は下の写真のように開口部の下に来なければいけません。
また、開口部自体も薬莢のサイズに比べてかなり短いため、保弾板収納部の取り付けと
あわせて加工することにしました。
実際の加工では、まず大穴を開けた後、保弾板収納部を取り付ける部分にスペーサーを
入れて
サイズを合わせるという方法をとっています。
保弾板収納部自体については、機銃本体に差し込む分の延長をかねて、実機同様に先端が
開口された形状へと修正しておきます。
なお、このときついでに機銃上面にあった機体に取り付けるためのダボを切り落としています。
これは、実機の取り付け形状と似ても似つかないためです。
次は右側面をみていきます。
右側面には機体と接続されるパイプ類がとりつく部位がありますので、プラ材で形状を作っていきます。
それでは、パイピング・・・と行きたいところですがその前に、主翼との接続部を先に
作って取り付けておく必要があります。
0.14mmのプラ板をトラス状に組んで前方側の接続部を作り、後部用には同じく0.14mmのプラ板に
穴開け加工をしたもののエッジにプラ丸棒を組み合わせたものを用意します。
できあがったら機銃上部に取り付けます。
接続部分が取り付けられたところでパイピングを行います。
その後、保弾板収納部とマガジン部を取り付けて機銃は完成です。
なお、マガジン部分もやや厚みと長さが不足していたため、プラ板でサイズを拡大していますが
うっかり写真を取り忘れてしまったため、映像はありません。
塗装をした最終的な写真はこちらです。
最初のものと比べるとそれなりにディテールを感じさせる出来になってくれたのではと思いますが
いかがでしょうか。
さて、短めですが今回はここまで。
次回は主脚まわりや機体のディテールアップ関係になるかと思います。
それではまた。