えらく間が開いてしまいましたが、機体組み立ての続きです。
組み立て自体は前回完了していますので、今回は継ぎ目などを消して塗装が出来る状態
まで持っていきます。
大きな段差が主翼付け根などにあるため、パテで埋めたりサーフェイサーを噴いたりして
仕上げていくのですが、最初にスプレーのサーフェイサーを塗装しても削る回数が増えて
いささか効率が悪いので、筆塗りのサーフェイサーを塗って削ってを繰り返して大まかな
面を先に作っていきます。
こうやって全体を整えてサーフェイサーを噴く準備を整えていきますが、ふとここで気づいたことが。
コンフォーマルタンク用のパイロンがキットについてなくね?(´_ゝ`)
このキット、Mk.20 ロックアイ専用のパイロンは付属していますが、通常装備のパイロンが
付属していないのですね。
仕方ないので作ることになります。
まずは適当なサイズに1mm厚のプラ板を4枚切り出し、貼り合わせて2組の原型を作ります。
それらをキットの現物に合わせて削っていきます。
削ったパイロンを機体に接着し、隙間をパテで埋めて完成です。
さて、もう一点取り付けが必要なものがありました。
脚収納部のハッチですが、前方のハッチは内部保護のためなどで脚を出す際のみ開いている
ケースが多く、ほとんどの場合は閉じています。
ゲーム中でも、脚を出す瞬間のみ開き、それ以外は閉じていますので、今回製作するものもそれに
準じて閉じてしまいます。
なお、ハッチはそのままだとかなり分厚いので接着前に露出する部分のエッジを削っています。
これで本体の加工はほぼ終わりましたので、いよいよサーフェイサーを噴いて表面を
磨いていきます。
こちらは過程を納めていないので吹き付けおよび表面研磨後の写真のみ掲載しておきます。
さて、機体作成と平行して塗装後に取り付ける予定のパーツ類を組み立て、塗装していきます。
機体後部の排気口については当初計画よりディテールをアップする予定でしたが、なかなか
手作りというのも困難なディテールがあります。
幸い、チェコのAIRES(アイリスと読むらしい)というメーカーから1/72 F-15E用の
排気口キットを製品化していたのでそれを使うことにします。
レジンキットですので、接着には瞬間接着剤を使います。
順次組み立てていくのですが、排気口の支柱(?)部分がかなり小さいパーツです。
この細い部分を切り離すとこちら。
多少、パーツには弾力がありますが、慎重に進めないと折れてしまいま・・・・・
\(^o^)/オワタ
幸い、キットには2本予備がついているのでなんとか無事でしたが、2本目が折れたときは
どうしようかと思いましたマジデ
崖っぷちぎりぎりながらもなんとか無事に取り付けた姿がこちら。
塗装色ですが、1/32の田宮キットのマニュアルがストライクイーグルドットコムで見られるため
そちらを参考に塗っています。
ただし、噴射口内側については実機などを参考に、材質がTiであることも考えて黒から薄茶、白と
酸化度合いにばらつきを持たせてこんな感じに仕上げてみました。
次に、キャノピーですが、傷消しと表面のプラスチックぽさを軽減するために磨いていきます。
これを、フィニッシングペーパーの#1500、#2000で削り、コンパウンドの細目、極細で順次磨いていきます。
ちなみに左上#1500、右上#2000、左下コンパウンド細目、右下コンパウンド極細の順です。
磨き終わったところでキャノピーの塗装準備です。
写真のように枠をマスキングテープで作り、内側はマスキングゾルを塗って保護します。
表面だけでなく裏面も同様にして、裏面も同様に塗装します。
ちなみに塗装色は裏面を黒、表面は機体色となりますが、一旦両面とも黒色で塗装することによって
万一の透けを防止しておきます。
両面に黒色を塗った跡、裏面の全面を改めてマスクします。
機体色を塗る前に下地として白色を塗り、最終的な塗装の準備は終わりです。
さて次。
今度は機体主翼下部のパイロンです。
こちらはキットに付属していますのでそれを使うのですが。
AIM120を入手するために購入した武器セットに、ディテールの細かなパーツが付属していますので
それを組み込むことにします。
パイロンそのものはキットのものを利用することになりますので、発射台を
ばっさり。
その後、パイロンに筋彫りと、武器セット付属の発射台を取り付けるための穴を開けます。
隙間をパテで埋めて完成したのがこちら。
これで、脚を除く大まかなパーツは完成です。
脚はちょっと後回しになってしまっているので、これはまた次回以降に。
一方、機体については下地塗装を行ってます。
下地として、白を塗りましたが、ちょっと薄めたりなかったため、梨地に('A`)
#1500のペーパーで水研ぎしてなんとか許せる程度の表面になりました。
その後、白を残す部分をマスキングして、機体色塗装に備えます。
ただ、ここでふと気づきますが、キャラのデカールを貼る部分も白抜きしておかないと
機体色が透けるよね、と。
ということで、いい加減デカールの元データを作らなければならない時期がやってきたところで以下次回。
脚も次回になんとかなるといいなぁ・・・w