本気で千早機をつくるよ[その7]/データ作成・機体塗装編

相変わらず更新が滞る今日この頃ですが皆様いかがお過ごs(ry

さて、今回はデカール用データの作成と機体の塗装編です。

デカール用データの作成方法ですが、ゲーム本編からキャプチャーした画像から作ります。
キャプチャーには、Blackmagic DesignIntensity ProくすのきTVHDを利用しました。

XBox360からの出力を720pにして取り込みますが、印刷解像度を低めの600dpi程度としても
クォリティが不足しますので、この画像を元にトレスしてデータを作ります。

千早キャプチャー画像

このキャプチャー画像を拡大し、Photoshopでパスを張ります。

パス作成中

パスをパーツごとに作成し、選択範囲を作成して色を塗ると・・・

パス作成中

このように印刷に耐えられるデータが作成出来ます。
ちなみに、ゲーム中の色は環境光などによって本来の色からずれていますので、公式サイトの
キャラクター画像などから肌色や衣装の色を拾って着色しています。

紙に印刷してキットと比較しながら大きさを合わせます。

サイズ合わせ中

機体色を塗ってその上からデカールを貼ると、色が透けてしまうので、キャラクター部分は白抜きで塗装する必要があります。
そのため、まずキャラクター部分をマスキングして塗装に移ります。

マスキング

機体色はミディアムブルーで。
昔はAFV系ばかり作っていたので田宮カラーのXF-18を選びました。

機体色塗装後

機体色を塗ったら、デコレーション塗装に入ります。

ゲーム中では、反射しにくい角度だと全く見えず、太陽光が反射すると模様が見えますのでパール塗料で同じ状態を再現してみます。

ゲーム画面反射状態

使用したのはボークスシャインパールです。
入手製と値段を考えると結構オススメかと。

まずはマスキングから。

最初に左右の翼に流れる3本の青いラインを塗装します。

3ラインマスキング

マスキングが出来たら先ほどのシャインパール(ブルー)をクリアに混ぜてエアブラシで吹きます。

塗装してから光に当てると・・・

3ラインキラッ☆

いい感じに反射しています。

次に羽根をシャインパールのホワイト、星をシャインパールのグリーンにてそれぞれ塗り重ねていきます。

まずは羽根から。

羽根マスキング後

最後に星をマスクして塗装です。

星マスキング後

ちなみに、星のマスキングを作っているときはさすがに心が折れそうになりました。

塗装後、全てのマスキングテープを剥がして様子を見てみます。

塗装後

光を反射させないようにすると落ち着いた感じですが光を当てると・・・

塗装後反射あり

キラッ☆

上手く再現できたようです(´_ゝ`)
マスキングが余りに大変だったので、今回は短めですがここまでw

次回は、周辺パーツを組み込んでいよいよ完成・・・のはずw

ではまた。

自己紹介

名前:Nork(のーく)

10数年ぶりに模型を始めた出戻りモデラーです。
ジャンルは特にこだわらず、いろいろ作っていこうと思います。

このブログ記事について

このページは、norkが2009年1月17日 00:20に書いたブログ記事です。

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