前回は仮組まででしたが、今回は実物と模型を比較しながら改造するポイントを検討していきます。
普通のスケールモデルであれば、改造ポイントは資料や写真を集めて足りないところは想像で補いながらどこをどうすれば実物に近づくだろうかと考えるのも楽しいひとときですが、今回は実物が手元にあるわけで、資料を集める手間はかかりませんが、正解が目の前にある状況というのはどこまでで見切るかと言うところで逆に悩ましいものです。
今回、購入した田宮のフィットはおそらく2001年モデル、初代フィットの初期型モデルと思われます。一方、自分が所有しているフィットは初代フィットの最終型2007年モデルですので、様々な部分でデザインが変更されています。
従って、これらの違いを中心に改造していくことになります。
では早速、違いを見ていきましょう。
フロント
まず最初に気がつくのがフロントグリルです。
実車で存在するエンブレム脇の羽状の飾りが初代にはありません。
また、下部のエアインテークが初代では二分割されているのに対し、実車では分割されず、大きなインテークが一つだけついています。
正面からの見た目は、車の表情に大きく影響するところですので、これは是非とも改造したいところです。
ダッシュボード
これはモデルの差によるデザイン違いもさることながら、オプションの違いが大きい部分です。
いわゆる標準装備ではセンターにオーディオが入っていますが、実車ではカーナビを取り付けていますので、中央部の形状が全く異なっています。
また、ハンドルについてはデザインが変更されていることがもう一つの違いです。
リア
下部の形状と、大きく違うのがブレーキランプの色の分割です。
初代は中央が透明で上下が赤であるのに対し、実車では上半分が透明、下半分が赤、最下部に小さくオレンジ部分が存在します。
リアの見た目もやはり車の表情に影響しますので、なんとか対応したい部分です。
その他
アンテナが実車ではルーフ後方に取り付けられています。模型ではアンテナは用意されていません。
実車ではディーラーオプションとしてサイドブレーキ後方の小物ボックスが取り付けられています。
模型では標準装備のため、ボックス自体がありません。
実車のサイドミラーには、ウィンカーがついています。これは空調などさまざまなオプションのパッケージ選択でついてくる変更点の一つであり、模型自体のウィンカーは標準装備であるヘッドライト脇にあることになっています(形状は再現されていないぽい？)。
以上、違いを見てきましたが、大抵のものはパテやプラ板などによる加工で再現できるでしょう。
しかし、リアのランプ、これがやっかいです。
というのもパーツがクリアパーツになっており、しかも最初から着色されてしまっているために、全く別のものでパーツを作り直さないといけないからです。
これが通常の不透明なパーツであれば何色ででも適当にパテなどでゼロから部品を作り出すことも出来ますが、クリアパーツは透明であるがゆえに、そのような手段はとれません。
つまり・・・今のところアイディアなし・・・・。
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"／ | .|＼ "''-;;_／ﾉ| .| r-、 ヽ,.ヽ ) もう降参か・・・・・・？
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''" ,,--' | .| ＼ ／ .| | | ~|~"ヽ, .ヽ ,! あ〜〜〜〜ん・・・・・・・・？
r',,-ｰつ .| ＼, ,／ .| .| | ⊂''ｰ、, ,!
''",,-''"┴--ｰ'"| /ヽ, .ﾄ---┴''/ .| |,~''、 ,!
r" _,,-っ | ,,,-へ /`-, | / | ( / /
いろいろ試して頑張りたいと思います('A`)
それでは、今回は製作までに至りませんでしたが、これにて(次回未定)
